始めの第一歩


秋の夜長に読書もいいですが,プログラミングだって面白い!!
ども,はじめまして.
徒然なるままに更新して行きたいと思います.


突然ですが,日本でもandroidを搭載した携帯電話が発売され早くも3ヶ月ほど経過しました.
日本では,ドコモからHT-03Aという機種で発売されています.


色々と面白そうな点があるので列挙してみると

  • 加速度センサー
  • 磁気センサー
  • GPS機能
  • 開発自由度の高さ
  • googleAPIとの親和性
  • マルチタスク
といった所でしょうか.


勿論,bluetoothwifiなどといった基本機能も押さえてあります.
ただ残念なのは,HT-03Abluetooth機能がキーボードのプロファイルに対応していないことでしょうか.


まずは,開発環境を整えねばということで,androidアプリができるまでを書いてみたいと思います.
android上で動作するアプリを書くには大きく以下の2通りの方法があります.

androidアプリはjavaで書きます.ただ,アプリはjavaVMではなく,dalvikVM上で動きます.dalvikVM用のコードは勝手にやってくれるので,取りあえず意識することはないです.多分.


自分用のメモも兼ねてコマンドラインから直接操作する方について書いてみたいと思います(私はmacOSXで開発してます).
このへんとかにもそれっぽいものが書いてありますが.


必要なものは以下の通り(恐らく新たにインストールが必要なものだけ)

以上をインストールしてパスの設定をします.


ここから,アプリの作り方に移ります.

  1. プロジェクトを作る.
    • コマンド:android create project --package <パッケージ名> --activity <アクティビティ名> --target 2 --path <プロジェクトを展開するディレクトリパス>
    • パッケージ名:世の中で一意になるように付けるのが良いかと思います.
    • アクティビティ名:androidのアプリはActivityの集合で構成され,その最初に起動されるActivityの名前を決めます.(アプリの構成要素はActivityだけではありませんが).ここでは,Hogeにしたことにします.
  2. コンパイルする.
    • コマンド:ant debug
    • 勿論,リリースするときは,ant release ですが,ちょっと面倒なので略.
    • 成功すると,Hoge.apkができます.
  3. インストールする.
    • コマンド: adb -d install -r Hoge.apk
    • -dは実機にインストールする場合です.エミュレータにインストールする場合は-eです(但し,エミュレータの設定が必要).
    • -rオプションを付けておくと,すでにHoge.apkがインストールされていた場合,アップデートしてくれます(つけないと,uninstallを先に実行しなければなりません).
    • 注)実機にインストールする場合は,端末とコンピュータをUSBで繋ぎ,端末側で「設定」「アプリケーション」「開発」と辿り,USBデバックをオンにしておきましょう.


以下,emulatorの設定および起動について,

  1. android create avd -n <適当な名前> -t 2
  2. emulator -avd <1で付けた名前>
  • -tで数字を変えると,使うSDKが微妙に変わりますが取りあえず2で.
  • エミュレータが立ち上がっている状態で,adb -e install -r Hoge.apkとかやるとエミュレータの方へインストールできます.


ここまでで,特になにをするでもないandroidアプリができあがってインストールされているはず.
ではでは.