【アンドロイド】画面を回転させない方法

備忘録です.

【目的(やりたいこと)】
android端末を,縦から横に傾けても画面を回転させない.

【解決策】

AndroidManifest.xml中の,<activity>の属性として,android:screenOrientationを追加し,値を"portrate"(縦画面固定)に設定する.

こんな↓感じです.

<activity
  android:name="Hoge"
  android:label="Moge"
  android:screenOrientation="portrate"
>


横画面で固定する時は,"landscape"にします.

【アンドロイド】メールクライアント

今日は,android(googleが開発したモバイル用のlinuxディストリビューション)でのメールの送受信について,メモを残しておこうと思います.

【目的】
android端末で,メールの送受信を行うプログラムの作成.

【問題点】
androidをアプリの開発は,javaで行うのが一般的です.
javaで,メールの送受信を行うとなると,JavaMailが最も人気のある実装でしょう.
但し,androidでは,JavaMailは動きません.
原因は,JavaMailで利用しているawt.*がandroidでは上手く動かないことです.

【解決策】
POP3SMTPプロトコルを自分で実装するのも1つの手ですが,awtの部分だけを置換えてみるのも手です.

後者の手法をすでに行った人がおり,成果は下記に掲載されています.
http://code.google.com/p/javamail-android/downloads/list

【検証】
後者を採用することとして,具体的にどうすれば良いのかを書いておきます.
ここでは,antを使う方法(eclipseを用いない方法)で検証しました.
検証と言うほど,大げさなものではないですが,^^;
HT-03Aを用いて,mopera.netのメールアカウントで送受信ができました.

1.上述のサイトから (1)additionnal.jar (2)activation.jar (3)mail.jar をダウンロードします.
2.ダウンロードしたjarファイルをプロジェクト内のlibsに加えます.
3.以上で設定は完了で,後は普通にJavaMailを使うのと同じです.

※メールは,基本的にネットワークを介するものなので,androidのマニュフェストに下記を加えることを忘れずに行いましょう.

ではでは,メールクライアントとかできたら,マーケットにおくかもよ. :-)

始めの第一歩


秋の夜長に読書もいいですが,プログラミングだって面白い!!
ども,はじめまして.
徒然なるままに更新して行きたいと思います.


突然ですが,日本でもandroidを搭載した携帯電話が発売され早くも3ヶ月ほど経過しました.
日本では,ドコモからHT-03Aという機種で発売されています.


色々と面白そうな点があるので列挙してみると

  • 加速度センサー
  • 磁気センサー
  • GPS機能
  • 開発自由度の高さ
  • googleAPIとの親和性
  • マルチタスク
といった所でしょうか.


勿論,bluetoothwifiなどといった基本機能も押さえてあります.
ただ残念なのは,HT-03Abluetooth機能がキーボードのプロファイルに対応していないことでしょうか.


まずは,開発環境を整えねばということで,androidアプリができるまでを書いてみたいと思います.
android上で動作するアプリを書くには大きく以下の2通りの方法があります.

androidアプリはjavaで書きます.ただ,アプリはjavaVMではなく,dalvikVM上で動きます.dalvikVM用のコードは勝手にやってくれるので,取りあえず意識することはないです.多分.


自分用のメモも兼ねてコマンドラインから直接操作する方について書いてみたいと思います(私はmacOSXで開発してます).
このへんとかにもそれっぽいものが書いてありますが.


必要なものは以下の通り(恐らく新たにインストールが必要なものだけ)

以上をインストールしてパスの設定をします.


ここから,アプリの作り方に移ります.

  1. プロジェクトを作る.
    • コマンド:android create project --package <パッケージ名> --activity <アクティビティ名> --target 2 --path <プロジェクトを展開するディレクトリパス>
    • パッケージ名:世の中で一意になるように付けるのが良いかと思います.
    • アクティビティ名:androidのアプリはActivityの集合で構成され,その最初に起動されるActivityの名前を決めます.(アプリの構成要素はActivityだけではありませんが).ここでは,Hogeにしたことにします.
  2. コンパイルする.
    • コマンド:ant debug
    • 勿論,リリースするときは,ant release ですが,ちょっと面倒なので略.
    • 成功すると,Hoge.apkができます.
  3. インストールする.
    • コマンド: adb -d install -r Hoge.apk
    • -dは実機にインストールする場合です.エミュレータにインストールする場合は-eです(但し,エミュレータの設定が必要).
    • -rオプションを付けておくと,すでにHoge.apkがインストールされていた場合,アップデートしてくれます(つけないと,uninstallを先に実行しなければなりません).
    • 注)実機にインストールする場合は,端末とコンピュータをUSBで繋ぎ,端末側で「設定」「アプリケーション」「開発」と辿り,USBデバックをオンにしておきましょう.


以下,emulatorの設定および起動について,

  1. android create avd -n <適当な名前> -t 2
  2. emulator -avd <1で付けた名前>
  • -tで数字を変えると,使うSDKが微妙に変わりますが取りあえず2で.
  • エミュレータが立ち上がっている状態で,adb -e install -r Hoge.apkとかやるとエミュレータの方へインストールできます.


ここまでで,特になにをするでもないandroidアプリができあがってインストールされているはず.
ではでは.